第7章　人類の未来
　　　　　　　　　　　　―今何を為すべきか―

４　宇宙人からのメッセージ

　宇宙人からのメッセージ
　五井先生の高弟であった村田正雄氏のご著に「空飛ぶ円盤と超科」（白光真宏会出版局）があります。この本は、氏が霊体で宇宙人とコンタクトし月や金星の基地を見学し、その司令官との貴重な対談を本に残されたものです。「祈り」や「人類の未来」について述べられていますので紹介します。

　　地球の未来は　【Ｐ３０１・３０２】　
■そこで大神様は地球世界を構成している基準波動を、自然のうちに変化させながら、徐々に次の高い次元への昇華をご計画されたのでありました。その一つの現れが、親星の移り変わりによって起こる地球の天体上の位置が一大昇格したことでありますが、これに伴いいろいろな変化が起ってゆきます。これは最も自然に行われるようにお計らいなられたものであって、直ちに変化が起これば、地球人類の三分の一は現在の姿を消してしまうことでありましょう。これでは地球世界のこの座で昇華をし続けて来た多くの人たちの救われとはなりません。

■大神様のご計画の厖大にして精密さは、水も漏らさぬと申し上げましょうか、全く人間知恵で計り知り得るものでございません。・・・そうした地球科学の進歩に呼応するかの如く、ある時忽然として高い次元の宇宙科学が現われて、地球人類の想念が百八十度の転換を行います。その現われ方は忽然とでありますが、これは全く例えようのないものです。

■ノアの箱舟は神に連なるものだけが救われ、多くの民衆は泥沼に呑まれてしまいました。これはあまりにも神様の慈愛の念願とは、程遠い結果となってしまったものであります。一部の善人だけが救われて、他は顧みられなかったとするならば、神のみ手が届かなかったともいえますが、そのようなことは絶対にありません。地球世界の大部分の人々が必ず必ず救われてゆくものです。

　　宇宙科学の移行　【Ｐ２８６～】
■それは、今地球の一角で起こりつつある世界平和の運動であります。世界平和を念願されているのは地球を司る神々様の真実のみ心であり、大神様の愛念の現れであります。この神々様のみ心を我が心として一心に祈りを捧げる時、神と人が一つに溶け合って天地を貫く光の柱が立ちます。その中から、生死を超えた真実の人間の姿を次第に発見する人々が多くなってゆきます。こうした世界平和のお祈りの場が次第に大きく展開されてゆく所に、救世の大光明が輝いて、進歩した星々や基地の科学が生まれてゆくのです。必ず移行されてゆきます。

■世界平和の祈りの場が大きく展開されてゆく、つまり各国、各地にこの祈りの場が広まります。民族や国境を越え、多くの民衆がこの運動に参加する時が必ずまいります。地球の天位の移り変わりと併行して、地球人類の想念が全く想像だに出来得ないまでに変わってゆきます。月や金星での社会機構のように、一つの中心者、絶対者に統御させた、争いなど全く見られない、平和な天地が開かれてゆきます。その世界では、現在の地球の人々が夢想だに出来ない素晴らしい科学が、その社会にどれだけ貢献することでありましょう。・・・それで世界平和の祈りの場には、私たちが参加して皆さまと共に働かしていただくのであります。地球の友よ、世界平和の祈りの同志よ。私たちを呼べば必ずその人の近くに在って見守ります。そして私たちの姿をはっきりと皆様の前に現わす時が必ず必ずまいります。そして地球の皆様と共に手を取って地球世界の昇華、地上天国の建設に精進しようではありませんか。・・・

　世界平和の祈りの場に宇宙人は働く
■世界三十七億の人々の心を一つに結集できることは、大神様のみ心である世界人類の平和を祈ることであります。・・・この祈りこそ地球の天位の変化に伴う、地球人類の一大昇華のために、特に大神様がお許しになった慈愛のみ手であります。この祈りは必ず全人類にひびきわたってゆきます。・・・しかしいつか必ず必ず地球世界にも進歩した星々の如く、平和な調和に満ち満ちた素晴らしい世界が展開されます。これは人々がいかに力んで見ても出来るものではありません。大神様のご計画は必ず顕現されるものであることを固く信じて、各人を守り導き続けられる守護霊守護神にすべてをお任せして、世界平和を祈っていただきたい。

■与えられた各人の座で、今在る環境を通して、世界人類の平和を祈り続けることが大切なこととなるのであります。仕事を通し家庭にあっても、いかなる不幸や病苦の中にあっても、世界平和をいつも祈り出来る人は、業生の世界を超えて守護霊、守護神の波と同じ波動となるのです。その中でこそ宇宙人たちの活動が大きく展開されてゆくものです。進歩した星々の科学が、次第に地球世界にも移行することを信じて、世界平和のお祈りを続けられたいのであります。そうした祈りの場に私たちが必ず必ず降りてきて必要な波動を放射します。否今迄続けてきたのでありました。或る一定時期が来ると、突然自己の発する波動を粗くして、地球の人々の肉眼でも見られるようになります。肉眼、肉声、肉耳で感知することが出来ます。それと同じうして円盤も各種の母船も姿を現します。地球人類三十七億の想念の根底はぐらつき、何億年かたどって来た深い夢路から目ざめようとして、深い霧の中から真実のものが徐々に知らされてゆきます。この時ほど世界平和のお祈りの波動が、私たちの心と全く一つに溶け合って、大きく働く時はございません。地球人類の昇華はこうしたことを繰り返しながら、徐々に実を結んでゆくことでありましょう。

　世界人類が平和でありますように