無為の生き方
世界人類が平和でありますように

章 神様のはなし
  ― 心臓を動かしているのはだれ? ―

 人間は何のために生きているの?

 人間にはそれぞれ天命がある

人間は神から生まれ神に帰るわけですが、その間、人間それぞれに神から授かったお役目があり今を生きています。

「天命」とは、この世に生まれる前、神から授かったお役目のことです。それは肉体をまとっての経験を通して学びを得ることです。人間は、本来、霊なる存在・光として自由自在な存在ですが、肉体という不自由なる器の中で、本来の自由性を発揮し、神の本質である愛を学ぶことにあります。

そして、その学びを通して宇宙進化へ貢献することです。人間は誰彼例外なく宇宙の進化に貢献することにあり、それは人間が生きていることの共通した大きなお役目になります。

五井先生は、「世界平和のために働くことが全人類に課せられたお役目ですよ」とおっしゃっていた所以です。

「天命」「運命」「宿命」

人間は、この世に生まれる前、守護霊様と相談し大まかなこの世のストーリーを決め、両親を選び生まれてきます。人生における選択肢は用意されていますが、それは「運命」として八割は決まっていると五井先生はおっしゃっていました。それぞれの配役を決め、あたかも映画のストーリーの如く、この人生は展開されていきます。

大概は、この決められたストーリー通りに人生は展開させるわけで、いくらその人が総理大臣になりたいと思っても、最初のシナリオになければ急な変更は難しいということになります。その意味で分相応、自分の役目を果たすことがその人にとって一番幸せになれる道です。

「宿命」とは、定まった「運命」のことで、何歳で大病を患い亡くなることが因縁として決まっていれば「宿命」と言えます。しかし、その宿命は、守護霊様に繋がることで、変えることができると五井先生はおっしゃっていました。

「運命」の八割は決まっていますが、残り二割は、守護霊様にしっかりつながることで、定まった「宿命」を乗り越えることができるわけです。その人が人類に有意義な仕事をしようとすれば、神々は応援し、「定命」を超えて「寿命」が延びることもあり得ることだと思います。

因縁を消滅させ、悟りを得る

人間は神の霊妙な光を本体にもち神から分かれ、神界・霊界・幽界と次第に波動を荒くして肉体界で肉体という限定された器入り、この世で生活を営んでいるわけです。ですから本来人間は神の子として深い愛や智慧・能力をもっているにも係らず、肉体生活を営む中で肉体を自分だと勘違いし神の本来の力を発揮できずにいます。

人間は悪縁から悪果を生み、因縁因果の輪廻転生のサイクルから抜け出せない状況にいます。しかし人間は神のプログラムにより、必ず、この因縁因果のサイクルを抜け出し神に帰る時が来ます。それが悟りです。

五井先生は、悟りとは過去世からの因縁因果から解脱し、自らの本体が神であり光であり宇宙と一つであることを体覚することであるとお説きくださっていました。私たちは悟りを得る道を歩むことこそ、人生の最も大切な目的であることを忘れていけません。

物質的に豊かになることは大切ですが、そればかりにとらわれていると、自らの神としての霊性を見失ってしまいます。第一義は、神と一つになる道を歩むことです。神と波長が合えば、自らが望まなくても豊かな生活ができるようになります。


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