無為の生き方 U
世界人類が平和でありますように

章 マインドコントロール 

― 心を白紙に戻す   

 お金による強制労働

何ために働くの?
 人間は本来、自由であり自分が好きでやりたいことを思う存分やって、生命、生き生きと楽しく生きてゆくことが理想です。しかし、現実はどれだけの人がそのような生き方ができているのか?

生活を維持するためにはお金が必要であり、そのために多くの人は働くことを強いられています。もちろん、働くことは社会との係わりをもち、自分の力を社会に還元する尊い行為であることは間違いないことですが、そこにお金が絡んでくると、そうも言ってられない現実がそこにあります。

働くことに生きがいをもち、その職業を天職として生きている人はそれでいいわけですが、好きでない仕事を、お金を得るために無理をして働いている人も多いことは事実です。

人間は生まれて、大人の姿を見て成長します。学校に行って、働いて、お金を儲けて、結婚して、子供をつくりその成長を見守り、幸せな家庭を築いて、老後を送る・・・・あたかもそれが一本のレールのごとき決められた道として子供には映ってきます。豊かな生活を送るにはお金が必要であり働くことは当然であると多くの人はそれを疑うことはありません。

しかし、この地球で人生の大半を働いているのは人間だけです。本当に働かなければいけないのでしょうか?ましてや、お金を得るために人生の大半を費やすことに大いなる疑問をもつべきです。「人間は働かなければいけない」ということは一つのマインドコントロールになっています。働かなくても生きていく選択肢はないのでしょうか?

現代のお金を必要とする社会では、自分が好きなことをして、それが社会のためになり、結果としてお金も入ってくるのが理想でしょう。一辺には無理でしょうが、少しずつその方向にチェンジしてゆくことがベターな生き方です。

お金による強制労働
 もしこの世の中にお金というものがなく、自由に好きな物を手に入れることができたら、果たして人間は自分の意に反する労働を行うでしょうか?やはり自分が好きなことを思う存分やる方を選ぶでしょう。現実は、働くことはお金を得るための「強制労働」になっていることを知るべきです。

 お金のない社会
 お金の起源はどこにあるのか?詳しくはわかりませんが、本来は生活をするために行っていた物々交換が変化し、金(ゴールド)との交換を担保にして貨幣が流通するようになったのでしょう。しかし、現在の貨幣は金との交換はなく紙幣は紙切れ一枚にすぎません。銀行が特権を得てジャブジャブと紙幣を刷って流通させているだけです。多くの人がその真実を理解し、紙幣に価値を見出せなくなれば、お金は価値を失います。

お金は人間が価値を与えているだけで、お札は紙切れです。近い将来、人類はお金の真実を見抜き、お金がない社会を実現することは確実でしょう。

その日の一日も速からんことを祈ります。

その時こそ、新しい地球社会の幕開けです。


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